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中国の研究開発費が日本を抜いた

 新聞記事のタイトルだけ読んで、ついに来たかと思った。経済協力開発機構(OECD)の推計によると中国の06年の研究開発費は05年比20.4%増の1363億ドルで日本(1290億ドル)を追い越し米国に次ぐ2位になるとのこと。(→NIKKEI NET:中国の研究開発費、日本抜き世界2位・06年OECD推計)中国の経済成長率のレベル(約10%)を超える割合で伸びていることに驚かされる。

 今年、仕事の関係である中国の会社を見学させてもらったのだが、設備投資だけでなく研究開発にも力を入れているとのこと。中国では特に経済の基幹となる産業を国策として支援している。そんな数字の積み重ねが今回の調査結果に反映されているのだろう。


 日本でも安倍首相の公約として取り組まれている「イノベーション25戦略会議」がある。2025年までを視野に入れた長期的なイノベーション創出を目指した懇談会だ。中国に金額面で抜かれることはやむを得ないが、人口減社会の中で日本が目指すべき姿を見据えた施策を打ち出していってほしい。その中でも特に注文したいのが、第三期科学技術基本計画のように個別分野の成長を促すだけではなく、イノベーションを引き起こす研究開発を進めていく上でのインフラ面での整備を期待したい。知的財産保護こと、研究者の流出のこと、世界を意識した研究、女性研究者の問題、そしてポスドクのこと、、、日本が世界と戦っていく上で最大に欠けているポイントはその点だと考えるからである。

PS イノベーション25に対する意見をインターネットで受け付けているみたいです。皆さんもご意見があれば文中のリンクから辿って是非送ってみてください。私は先ほど送りました。

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最終更新日:1970/01/01
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