技術者/教員OBが理科を小学校で教える
少し古い資料なのだが、文部科学省の科学技術政策研究所が2003年に発表した資料「国際級研究人材の養成・確保のための環境と方策」(調査資料-102、平成 15 年 12 月)」によると、国際的に活躍する日本人科学研究者のうち半分強の人が「両親、親戚、教師等周囲の大人達の日頃の話や生き方等から好奇心に訴えるような知的な刺激を受けた」(→ソース)と言っている。
別に僕は国際的に活躍する人間でも科学者でもないが、なぜかよく覚えている実験がある。飽和食塩水の中に針金を入れて、暗室で長期間放置していると針金に塩の結晶がついてきれいな模様ができるという実験。たしか、小学校低学年だった気がする。なんで、そんなによく覚えているのか分からないけど、何度も何度も同じ実験を家でした覚えがある。思うに、身近な塩と水と針金できれいな結晶ができたからだけではなく、さまざまな条件によってできる結晶の形や大きさが変わることを教えてくれたからだと思う。
「Nishinippon Web:理科離れ対策で支援員 小学校1万校に、文科省」からの記事、
文部科学省は18日、深刻化する小学生の理科離れ対策として、地域に住む民間企業の技術者OBや退職教員らを理科の授業の「支援員」として配置し、実験の準備やものづくりの経験を伝えてもらう事業を始める方針を決めた。
技術者OB、小学生双方にとってすごくよいと思う。以前、理系.info:教育の機会と先生の質では、最終的に先生の質を上げる必要があると指摘したが、こういったプロの力を借りることも子供たちに科学の面白さを伝える大きな力になると思う。引き続き状況はウオッチしていきたい。
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