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技術を追求する心

 ちょっと古いのだがWEDGE7月号から。 「技術バカを生かせ クライスラー復活に見る製造業の真髄」と題する特集記事でクライスラーの復活をフォード・日産と対比する形でトップの技術追求姿勢の結果とする記事だった。


 当たり前のことだが、製造業はモノを作って売るビジネスである。いくらマーケティングをしようが、流通網を整備しようが、プロモーションに力を入れようが、肝心の良いモノを作る技術が無ければ長い間勝ち抜いていくことはできないのである。これは、プロダクトアウト・マーケットインの議論ではない。ニーズをつかんでもシーズが無ければそれは実現できないという至極当然の話。


 クライスラーのツェッチェCEOが就任以来こだわり続けたのは米国人の誇りである「米国らしさ」そして「米国らしさ」を支える「米国ならではの技術」の追求だったという。そしてそれがクライスラーの復活につながっているという。


 別に経営トップに技術畑の人を置くことが重要なのではなく、自社のコアコンピタンス、製造業でいえば技術力がどこにあるかを見極め、そこを強化することが大事なのでは無かろうか。経営者には他の力も必要なのだから。トヨタのリコール放置問題、日立の原発タービンの設計ミス問題。設計や製造(技術)が彼らのコアコンピタンスなのではなかったのだろうか。


記事の最後から引用

 製造業は技術追求を忘れた日から没落が始まる。凋落著しい米ビック3の中でクライスラーが見せた復活。計数管理では技術は進化しない。経営トップがいかに技術を生かす覚悟を持つのか。日米の壁を越えて、モノづくりの真髄がそこにある。

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最終更新日:1970/01/01
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