機電系学生の就職
最近企業が採用を増やすという記事が増えている。日本経済の好転が確実に見られる中で金融・メーカーでの広がりが顕著だ。ところが、就職氷河期と言われていた時代にも企業が取れないある一定の種類の学生がいたことをご存知だろうか。
いわゆる「機電系」といわれる学生たちである。機電系とは機械系、電気電子系の学部の学生の略語であるが、この略語が採用業界で一般化するほど、企業の採用担当者は彼らの採用に困っていた。なぜか、それは企業が求める機電系の学生の数と、実際にその学部に所属する数があまりにもかけ離れていたからである。
企業の採用活動が活発になる中で、彼らの求人倍率は10倍を超える(企業の求人10に対して学生が1しかいない状態)と言われている。2007年度の採用はさらにこの数字は高まるだろう。
おととい取り上げた「理系.info:ゆとり教育」と同じ2月27日の日経のコラム「続日本の力」によると、平成17年版科学技術白書は「研究者・技術者は今後25年で100万人以上不足するとの試算もある」と警鐘を鳴らしているという。
同じく、インド・ソフトウエア・サービス業協会の調査では2003年のエンジニアリング学位取得者はインド29万人、中国20万人、日本10万人。という。本気で小学生から理科に興味を持たせる、外国の優秀な技術者や女性をを囲い込む、団塊の世代の技術力の流出防止の施策などを本気で考えないと、この後の日本はまずいことになる。
そして最後に欲しい欲しいと言われて入った彼らが、その後企業内できちんと評価されず、そのギャップに驚くことが無いようにしてもらいたいし、そのような社会を作っていきたい。
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