<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<rss version="2.0">
   <channel>
      <title>理系.info</title>
      <link>http://www.rikei.info/</link>
      <description>このサイトは「理系の地位向上」を目指して運営されています。
理系が世の中で活躍することが、日本がアイデンティティを持ち世界で認められる国になると思うからです。
他、理系のお役立ち情報も満載。</description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2007</copyright>
      <lastBuildDate>Thu, 19 Jul 2007 11:42:06 +0900</lastBuildDate>
      <generator>http://www.sixapart.com/movabletype/?v=3.2-ja-2</generator>
      <docs>http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss</docs> 

            <item>
         <title>【理系】遺伝子組換え食品の安全性についての議論</title>
         <description><![CDATA[　大学のころの遺伝子工学での授業の思い出。その授業の教授は食品遺伝子工学の分野では有名な教授だったらしいが、すごく違和感のあった授業だった。なぜか、それは先生が遺伝子組換え食品は安全だということを前提にいいことばかりしか言わなかったからです。確かに、深い研究を進めている教授にとっては確信をもって組換え食品が安全と言えるのかもしれなかったが、学生時分の私にとってはそれを無条件に受け入れるだけの知識は持っていなかった。そして何よりも自分にとって都合のいいことばかりを言っている気がした。


　つい最近、農水省・農林水産技術会議の「<a href="http://www.s.affrc.go.jp/docs/commitee/gm/top.htm" target="_blank">「遺伝子組み換え農作物等の研究開発の進め方に関する検討会</a>」が中間報告をまとめた。遺伝子組換え技術を含むゲノムの利用については「イノベーション25の中間とりまとめ」や「国産バイオ燃料の大幅な生産拡大」「21世紀新農政2007」などにおいて、環境・エネルギー・食糧問題に対応するための有効な手法として位置づけられていることなどから、当研究会は立ち上げられた。（→イノベーション25戦略会議の関連記事：<a href="http://www.rikei.info/main/archive/000056.php">中国の研究開発費が日本を抜いた</a>）


　遺伝子組換え食品はかなり一般的なものになっている。間接的なものを含めればすでに多くの日本人の口の中に入っている。遺伝子組換えの技術を食品に利用すれば、例えば除草剤体制・害虫抵抗性のある農作物を作ることによって農薬の使用量が大幅に減ったり、あるいは厳しい環境下でも通常より多くの栄養素を含む農作物が多量に採れるようになるといったメリットがある。しかし同時に、周囲環境に対する影響や体内に取り込んだ際の影響などはまだ解明されていない。（組換え食品は安全であろうという合意はなされていない。）また、別の問題として遺伝子組換え食品であることを消費者に対して伝えるルールもまだ十分とはいえない。こうした現状で、消費者は遺伝子組換え食品を食べる食べないを自分で判断し選択をすることができない。


　<a href="http://www.rikei.info/about/">理系の地位を向上させる会</a>の「理系人への提言」でも挙げているが、研究者は自分たちの殻に閉じこもるのではなく、世間一般に対して自らの知っている情報も裏も表もわかりやすく説明する必要があると思う。提供することによって、実際に持っている技術なりが世間で認知・議論されることより世間一般に有用な技術に昇華されるようになるからだ。上記レポートでも最後に配慮すべき事項として１．国民理解と双方向コミュニケーション　２．研究サイドからの分かりやすい情報発信の取組み（下記に抜粋あり）の２つを挙げている。


<blockquote>２．研究サイドからの分かりやすい情報発信の取組み
　国民に遺伝子組換え技術のメリット・デメリットを隠さずにデメリットの克服策を含めて正確な情報を伝えることが肝要である。
　そのためには、社会と科学の接点を持ち科学的知見に基づき、国民に分かりやすく説明する役割を担うサイエンスコミュニケーターの育成が重要である。
　また、個々の研究者にあっても、研究の側で閉じた活動を行うのではなく、研究活動の一環として自らが積極的に国民への情報発信や対話に取り組む意識改革が求められる。
　いわゆる国民の「理科離れ」が懸念されている中で、バイオテクノロジー教育の充実が重要となる。
　研究者サイドから国民への対話を効果的に行うためには、コミュニケーション技術のトレーニングやマスコミに対するタイムリーで分かりやすい情報提供等に積極的に取り組むことが不可欠である。

（「遺伝子組換え農作物等の研究開発の進め方に関する検討会」中間とりまとめ（案）より）</blockquote>


　冒頭の授業は組換え食品は安全だというレポートを出して優をもらった。日本の優秀な技術者には、一方的な押し付けではなく分かりやすく情報を提供し国民が判断できるような状況を作り出していってほしい。]]></description>
         <link>http://www.rikei.info/main/archive/000063.php</link>
         <guid>http://www.rikei.info/main/archive/000063.php</guid>
         <category>030rika</category>
         <pubDate>Thu, 19 Jul 2007 11:42:06 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>【理系】理科の先生</title>
         <description><![CDATA[　体育の授業と理科の授業は似ていると思う。たとえば野球のルールや理論、投手と打者の心理、バットの振り方と打球の飛距離の関係をいくら勉強したところで実際の野球はうまくならない。だからといって、紅白戦ばかりやっても上達のスピードには限界がある。要は理論と実践、両方が必要なのである。


　理科も同じはずだ。教科書で星座を学ぶより、実際の夜空を星座早見盤をもって眺めたほうがずっと面白いし、勉強になるはずである。ミジンコの拡大写真を見るよりも実際に顕微鏡を使って実際に眺めたほうがずっと刺激的なはずだ。でも、先生にとってそんな授業は準備などでずっと大変だし、知識も要求される。だって、夜空から北極星を探すことができなかったら、生徒になんて言われるか分からない。


　<a href="http://www.scj.go.jp/" target="_blank">日本学術会議</a>が理系教育の水準を高めるための提言をまとめたとの記事があった。（→<a href="http://megalodon.jp/?url=http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20070707AT3K0700907072007.html&date=20070708020304" target="_blank">Nikkei Net:小学校高学年、理科専門の先生を</a>）教師の科学的素養が低いことが理系教育の水準の低さの原因であると謳っている。以前、<a href="http://www.rikei.info/main/archive/000041.php" target="_blank">理系.info:教育の機会と先生の質</a>でも取り上げたが、非常に重要な問題として解決しなければいけないと思う。


　これからの知識・情報化社会の中で理系的素養は重要な意味を持ってくる。基礎教育としての学校での算数・理科教育はさらに重要性を持ってくるだろう。ただ、実際には教員試験の倍率は低下し入り口段階での質の確保が難しくなると同時に、理系的素養のある先生も減ってきている。（→<a href="http://www.rikei.info/main/archive/000009.php" target="_blank">理系.info:先生は物理嫌い？</a>）入り口およびその前後、すべてのプロセスで先生の質を高めるための活動が必要なのだろう。是非、文部科学省などは真剣に検討をしてほしい


最後に提言の要旨を
<blockquote>要 旨
１ 作成の背景
・ 若者の科学的能力の低下及び理数科学習への意欲衰退の背景には、教育課程における教育内容の削減や授業時数減少の問題と共に、教師の科学的教養の低下の問題があり、教師の科学的教養を今後一層高めることが根本的な課題の一つとなっている。

・ 知識社会に対応する教育を行うためには、高度で複合的な科学的教養を生徒に獲得させる教師の養成及びその資質を持った教師の採用と、さらなる資質と能力の向上を導く研修制度の構築が不可欠である。日本学術会議は、科学教育に関わる教員養成及び現職研修に関する政策提言を喫緊の課題と認識している。

２ 現状及び問題点
・ 教員養成制度の改革を国際的に見ると、高学歴化や専門資格認定制度により専門職化を図る欧米諸国に比べて、日本の専門職化政策は大幅に立ち遅れている。日本の教師の質の高さをこれまで支えてきた採用時における競争率の高さは急落しつつあり、教師の社会的地位や賃金水準も低下しつつある。

・ 専門職化のために文部科学省において検討されている教職大学院は、一部の教育系大学を中心に構想されており、国公私立いずれの大学においても実施可能な方策とはなりえていない。今後、教職課程認定を受けているいずれの大学においても実施可能な改革として、教師の科学的教養を育成する施策と制度を体系的に検討する必要がある。

・ 同様に、教員免許更新制度に関しても、教師の「実践的指導力」の基盤となる教師の科学的教養を高め、教育の専門家としての卓越性を育てる体系的なビジョンに基づいて運用される必要がある。

３ 教師の科学的教養を育成するための提言
本要望では、教師の「科学的教養」を広く捉え、「科学の専門的知識を実践の臨床知へと翻案し科学的コミュニケーションを図る能力を有すること」と規定し、その専門的教養知を育成する必要性を論じた。そして現状と問題点を踏まえ、具体的短期的な政策とともに、長期的政策の提言を行った。

（１）短期的政策課題への提言
@ 小学校高学年からの理科専科教員の導入
A 教員採用試験における専修免許状取得者の積極的採用
B 小学校二種免許状取得者の一種免許状取得の奨励（義務化）
C 中学校・高等学校教員免許取得の課程認定における１学部（学科）１科目認定制度の弾力化
D 理系学生の教職科目の「実習・実験」に必修実験単位の振替を認可
E 現職教師の科学的教養を高める研修内容の導入
F 大学院における副専攻制度等による教職教養の高度化
G 高次の科学的教養と教職専門の教養を実践と知識の両面から評価する教職専門性基準の作成

（２）長期的な教師教育政策への提言
@ 教員養成を学部レベルの教育から大学院レベルの教育に移行する改革の実施
A 大学院修了者の積極的な採用と活用システムの構築
B 自然科学系大学院における科学的コミュニケーション能力育成のためのカリキュラムの検討
C 大学院において現職教師が体系的に研修できる制度の構築
D 科学的教養を備えた教師が採用される教員採用試験の実施
E 小学校教員養成大学入試科目での理科系科目の必須化

（３）今後の検討課題
本要望は、若者の科学力育成に向けての最優先課題として自然科学を中心とする理数系科目の教員養成と研修制度の提言を行っているが、今後併せて、人文・社会科学をも含めた広義の科学的教養を育成するための具体的な教育政策の在り方等を継続的に検討していく必要がある課題として指摘した。

<http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-20-y1.pdf" target="_blank">これからの教師の科学的教養と教員養成の在り方について　日本学術会議</a>より</blockquote>]]></description>
         <link>http://www.rikei.info/main/archive/000062.php</link>
         <guid>http://www.rikei.info/main/archive/000062.php</guid>
         <category>041schoolchild</category>
         <pubDate>Sun, 08 Jul 2007 01:59:28 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>【理系】理系（理工系）の地位を向上させようという運動</title>
         <description><![CDATA[　理系の地位を向上させる活動を始めてかれこれ２年ぐらいになります。それまで、友人や仕事関係で知り合った方にはこの活動を積極的に宣伝しています。みなの反応をまとめてみると大体の傾向がつかめてきます。

　大きく分けると３つに大別されます。<ol type="I"><li>いや理系の地位は高いことはあっても低いことはないよ、という意見</li>
　文系の人の８割ぐらいがこのカテゴリに入る気がします。一般的なものの見方ですが文系から見ると、理系は専門知識を持っているというイメージが強く（実際そうですが）、また、労働時間も少ないため、このような意見になるのでしょうか。また、私が過去に金融機関に勤めていた関係で、その方面−特に外資系金融−の人たちからは実際に地位も給与もかなり高いという考えの人が多かったです。全体の約６割がこの層です。

<li>低いと思うけど敢えて活動するほどじゃないよ、という意見</li>
　イメージとしては研究職や技術者のコメントに多い気がします。全体では２〜３割ぐらいでしょうか。特に大手メーカーに勤務している人たちはほとんどがこの層な気がします。また、理系の人は口下手で、それはビジネスマンとしての必須の能力だから仕方無いんじゃないのかという意見も多く聞かれます。

<li>もっともだ。もっと積極的に活動していくべきだ、という意見</li>
　この人たちは全体の１〜２割ぐらいかと思います。理系の地位を向上させる会としては寂しい限りです。この層で特徴的なのは学部生や社会人になりたての人はあまりいないということです。この層にはSI,SE,PGのIT系の職種の方が多かったです。社会に出た後の社会生活での疲弊がそのまま意識となって現れているようです。</ol>


　私なりの分析ですが、<ul><li>メーカー技術者はほとんど転職・転勤がなく、一般社会に対する知見が相対的に低い。ただ残業が少なく、院卒だと給与が意外に高いなど恵まれている部分もあるため、不満がおこりにくい。</li>
<li>SI/SE/PGは仕事に対する不満から理系の地位が低いという主張に結びついている。上流のコンサルに対してのあいまいな（あえて言えば文系的な）要件定義への不満と長時間労働に対しての賃金の低さの不満があるようです。余談ですが、最近この職種の人の大学の文理比率は１：１ぐらいのようです。</li>
<li>製造業の現場の実際を見ていて実感する部分としては若手の技術者の採用が近年途絶えていることやリストラ等もあって付加価値のある仕事をできていない環境にあるのかと思っています。事務的な仕事内容が多くなり、このことが理系特有の価値に対する評価を求めづらい環境になりつつあるのかと感じています。</li></ul>


　理系の地位を向上させるべきだという意見は、世の中的にはまだまだ少数意見のようです。ただ、思ったより「理系の地位向上」というスタンスではなくてもやっていることが実際には理系の地位向上に結びついているという方は多く、その点は心強かったです。その方たちの多くが今後の日本を変えていきたいという意思を持っていて、協働して活動は進めていきたいと考えています。


　そんな中でも理系（理工系）の地位を向上させるための会は存在します。<a href="http://kaiin.rikoukei.com/" target="_blank">理工系の地位向上の会</a>さんはそんな仲間のひとつです。このような会が日本中に広まり、活動の輪が広がっていけばよいですね。私もその力になります。（インターネット上で検索すると理系の地位向上を目的に活動している会は「理系.info」以外には「理工系地位向上の会」さんしかないみたいです。理工系の地位向上の会さんのポータルは<a href="http://rikoukei.com" target="_blank">コチラ</a>
]]></description>
         <link>http://www.rikei.info/main/archive/000060.php</link>
         <guid>http://www.rikei.info/main/archive/000060.php</guid>
         <category>090link</category>
         <pubDate>Fri, 23 Mar 2007 18:55:55 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>【理系】混ぜるな危険！</title>
         <description><![CDATA[　先日、六本木の温泉施設で塩素系ガスが発生して従業員が軽傷を負うという事件が発生した。（→YOMIURI ONLINE：<a href="http://megalodon.jp/?url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061219i404.htm&date=20061226115904" target="_blank">六本木の人気温泉施設で塩素ガス、清掃作業員８人軽傷</a>）詳しいことは良く分からないがおそらく、家庭用の洗剤でたまに事件の起こる「混ぜるな危険！」の配合をやってしまったのだと思う。


　この件に関わらず一般的な話として、洗剤と洗剤を混ぜ合わせて事故がおきるなんて話を聞きますが、薬品の恐ろしさを知らない人が増えているのかもしれない。小学校の時に塩酸や水酸化ナトリウム水溶液を”危ない”といわれながら扱った気がするが、そんなことが少なくなってきているのだとしたら憂慮すべきだと思う。塩素ガスは本当に危険だ。人類初の化学兵器としても使われた。近づいたらいけない。という知識が身についていない（まさに言葉通り”身”に”付いて”いない）のかもしれない。


　最近、巷ではやっているノロウイルスも塩素系消毒薬と熱湯に弱いと報道されていますが、だからといって塩素系消毒薬を火にかけて熱してから嘔吐のあった場所にかけるということは科学を知っている人だったら絶対に考えない。まず、効果がなくなるか、ヤバいガスが出てきそうだと思うからだ。別にほとんどの人が塩素系漂白剤に次亜塩素酸ナトリウムなんて、酸性なのかアルカリ性なのかよく分からない成分が入っているなんて知らないし、熱したときどんな化学反応を起こすかなんてことは知らないと思う。ただ、なんとなくそう思うという科学的センスなのだ。これは、ベースにある程度の知識がないと培われない。といってもそんなたいしたものではなく、中高の化学の授業の範疇を超えるわけではない。


　よく理科や数学は社会に出てから役に立たないから学んでも意味が無いなんて言われるが、そんなことはない。科学を少しでも知っていれば塩素○○という成分が入っている液体から黄緑色の気体が出てきたらヤバいのである。逃げるしかないことに気づくはずなのである。そして、水晶をなでると命が延びるなんて科学的根拠が薄い話に対して、最初から思い込むのではなく一度は深く疑ってみるという姿勢が身につくはずなのであると思うのだが。。。


【科学メモ】<ul><li>ちなみに”混ぜるな危険！”の化学反応式は<br />ＮａＯＣｌ＋２ＨＣｌ→Ｃｌ<small>２</small>↑＋Ｈ<small>２</small>Ｏ＋ＮａＣｌ<br />です。</li></ul>]]></description>
         <link>http://www.rikei.info/main/archive/000061.php</link>
         <guid>http://www.rikei.info/main/archive/000061.php</guid>
         <category>032science</category>
         <pubDate>Tue, 26 Dec 2006 12:45:55 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>【理系】２０４０年に北極から氷が消える！？</title>
         <description><![CDATA[　北極といえば、何を思い出すだろう。氷、シロクマ、アザラシ、白夜・・・。


　その北極の氷が温暖化によって２０４０年に消えるという驚くべき試算が米国立大気研究センター（ＮＣＡＲ）などのチームによって発表されたそうです。（→中日新聞：<a href="http://megalodon.jp/?url=http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20061213/mng_____sya_____002.shtml&date=20061217050416 target="_blank">北極の氷、２０４０年消滅　米チーム試算、３０年早まる</a>）もちろん、氷が無くなればその上に住んでいるシロクマも生きていけなくなるでしょう。


　もう一度、記事を読んでみてください。２０４０年です。今から三十数年後です。自分の年齢に３０を足した時、もうその年齢の時には北極から氷が消えているかもしれないのです。そして北極の氷が消滅することによる海流の変化等が漁業や気象にどう影響を及ぼすのかは今ほとんど予測できていません。


　いたずらに危機感を煽りたいのではありません。こうした状況を解決するためには京都議定書といった枠組みの中での加盟国間の努力も必要ですが、それと同じぐらい新しい技術の発見・開発が重要だと思うのです。もちろん、京都議定書の中にも技術レベルの向上は織り込まれていますが、あまりにも政治的なイベントになりすぎてしまっている感があります。


　日本が持っている環境技術は世界的に見てもレベルが高い位置にあります。是非ともその技術を地球レベルでの環境問題の解決に使えるよう、日本は国を挙げて努力していくべきだと思います。持続可能な社会の確立＝経済と環境の両立は２１世紀の大きなテーマですし、日本が持てるアイデンティティの一つだと考えています。


　少し関連する話で、先日、世界気象機関（ＷＭＯ）は2006年の世界の平均気温は1861年以降６番目の高さになりそうと発表しています。（ちなみに１−５位は1998、2005、2003、2002、2004年）ここ数百年のレベルでは確実に地球の温暖化は進行していそうです。ただ、その進行速度感や影響範囲、真の原因も探れていないのが実情だと考えています。そういったことの把握も必要かもしれません。（ただ二酸化炭素の削減はもう行わなければいけないレベルと考えています）


【科学メモ】<ul><li>以前、<a href="http://www.rikei.info/main/archive/000032.php">地球温暖化はオゾン層破壊が原因？</a>でも触れましたが、オゾン層破壊と地球温暖化に直接の関連はありません。</li><li>また、南極と違い北極の氷が融けることによる海面上昇の影響は限られています。なぜなら、北極は陸地が無く氷は海の上に浮いているからです。（←グラスの氷が融けても水量があまりふえないのと同じです。）</li><li>海と氷では太陽光の反射率が違うので、北極の氷の面積が減ることにより、海が太陽光をより多く吸収することで地球温暖化を促進させてしまうことがあるようです。</li><li>WWFのレポートによると北極の氷が少なくなること自体がホッキョクグマの絶滅に関係しているので、氷が無くなる以前に絶滅してしまうかもしれないとのことです。（→WWF：<a href="http://www.wwf.or.jp/activity/climate/impact/wildlife.htm" target="_blank">温暖化に追われる生きものたち</a>）</li></ul>]]></description>
         <link>http://www.rikei.info/main/archive/000058.php</link>
         <guid>http://www.rikei.info/main/archive/000058.php</guid>
         <category>071environment</category>
         <pubDate>Mon, 18 Dec 2006 14:01:17 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>【理系】意見交換会に参加してきました</title>
         <description><![CDATA[　本日、「<a href="http://rtkki.blog84.fc2.com/" target=_blank">知的財産による理工系人材の地位向上</a>」のサイト製作者さんたちとの意見交換会に参加してきました。今まで私自身も２年弱、<a href="http://www.rikei.info/about/">理系の地位を向上させる会</a>の活動を続けていますが、理系の地位向上に対しての問題意識が高く、アグレッシブな方たちとお会いするのは初めてでした。


　日米の研究者に対する処遇の違い、具体的な理系の地位向上の施策、ポスドクに対する問題、知財権のこと等様々なテーマについての意見が交換されました。（個々人で高い問題意識を持っているせいか、扱うテーマの範囲が広すぎて議論は分散しがちでした。。。反省。一回目の勉強会としてはよかったと思いますが、次回以降はテーマを絞った形で勉強会をしていきたいですね。）その中でのお互いの共通認識として確認できたことは、多くの人を巻き込んでこのような活動を広げていく必要があるということでした。（→先方による記事：<a href="http://rtkki.blog84.fc2.com/blog-entry-18.html" target="_blank">理系の地位を向上させる会との交流会のご報告</a>）


　理系の地位を向上させる会としては積極的な会員を集める活動をしておりませんでしたが、そこに限界を感じている部分もありました。今回の意見交換会を通して僕自身多くの人と一緒に活動をしていくその重要性を改めて理解しました。今後は広い分野の方に協力をいただきながら会の活動を推進していきたいと考えています。


　実は先月頭より会員規約を作成しています。年明けにはリリースできると思います。インターネットでの活動および活動報告をメインにしたメール会員と実際に勉強会等での活動を前提にした本会員を想定しています。皆さんのご意見等ございましたらどしどしお寄せください。


PS
勉強会である方が、ゴールドマンが多額のボーナスを支給したことについて、そのお金はもともと誰が生み出したものなのかを製造業の人たちは理解していないのではないかとおっしゃられていました。（→YOMIURI ONLINE:<a href="http://megalodon.jp/?url=http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061215i506.htm&date=20061216002504" target="_blank">米ゴールドマン太っ腹、社員ボーナス平均７３００万円</a>）給料はすべてではないですが、価値判断基準のひとつだと思います。給料が低いということは価値を生み出してないか、あるいは、価値を認めてもらうように働きかけていないか。そのどちらかだと思います。]]></description>
         <link>http://www.rikei.info/main/archive/000057.php</link>
         <guid>http://www.rikei.info/main/archive/000057.php</guid>
         <category>013event</category>
         <pubDate>Sun, 17 Dec 2006 00:55:52 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>【理系】中国の研究開発費が日本を抜いた</title>
         <description><![CDATA[　新聞記事のタイトルだけ読んで、ついに来たかと思った。経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）の推計によると中国の06年の研究開発費は05年比20.4％増の1363億ドルで日本（1290億ドル）を追い越し米国に次ぐ２位になるとのこと。（→<a href="http://megalodon.jp/?url=http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20061204AT2M0401O04122006.html&date=20061206053555" target="_blank">NIKKEI NET：中国の研究開発費、日本抜き世界２位・06年ＯＥＣＤ推計</a>）中国の経済成長率のレベル（約10%）を超える割合で伸びていることに驚かされる。

　今年、仕事の関係である中国の会社を見学させてもらったのだが、設備投資だけでなく研究開発にも力を入れているとのこと。中国では特に経済の基幹となる産業を国策として支援している。そんな数字の積み重ねが今回の調査結果に反映されているのだろう。


　日本でも安倍首相の公約として取り組まれている「<a href="http://www.kantei.go.jp/jp/innovation/" target="_blank">イノベーション２５戦略会議</a>」がある。２０２５年までを視野に入れた長期的なイノベーション創出を目指した懇談会だ。中国に金額面で抜かれることはやむを得ないが、人口減社会の中で日本が目指すべき姿を見据えた施策を打ち出していってほしい。その中でも特に注文したいのが、<a href="http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/kihon/main5_a4.htm" target="_blank">第三期科学技術基本計画</a>のように個別分野の成長を促すだけではなく、イノベーションを引き起こす研究開発を進めていく上でのインフラ面での整備を期待したい。知的財産保護こと、研究者の流出のこと、世界を意識した研究、女性研究者の問題、そしてポスドクのこと、、、日本が世界と戦っていく上で最大に欠けているポイントはその点だと考えるからである。

PS　イノベーション２５に対する意見をインターネットで受け付けているみたいです。皆さんもご意見があれば文中のリンクから辿って是非送ってみてください。私は先ほど送りました。]]></description>
         <link>http://www.rikei.info/main/archive/000056.php</link>
         <guid>http://www.rikei.info/main/archive/000056.php</guid>
         <category>070japan</category>
         <pubDate>Wed, 06 Dec 2006 05:34:23 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>【理系】なぜ数学の優秀な学生を活かしきれないのか</title>
         <description><![CDATA[　先月、文部科学省 科学技術政策研究所から、「<a href="http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/mat129j/idx129j.html" target="_blank">理数系コンテスト・セミナー参加者の進路等に関する調査</a>」というものが発表された。数学オリンピック等の参加者に対して高校生に対しては希望する大学の専攻や職業、大学生や大学院生には大学の専攻や希望する職業、社会人には大学時代の先行や現在の職業を聞き取り調査したものだ。


　その調査資料によると、数学系研究者にとどまらず、物理・生物・情報・科学系などの各研究者は大学生・大学院生にとって就職したい人の割合に対して、実際に就職した人の数は半分またはそれ以下という結果となっている。そして、それと同時に問題と思うのが、日本数学オリンピック参加者の中で現在社会人の９２人のうち、半数以上の４７名が現在の職業が数学を活かせるかどうかという質問に対して「いいえ」または「どちらともいえない」と答えている。「いいえ」と回答した人で最も多い職業は医師で、医師を選んだ人だけでみると、数学関係の職業は「大変そう」「収入が少ない」「出世できそうにない」などを理由に避けていた。


　もちろん、数学オリンピックに出たからといって将来にわたって数学が優秀とは限らないし、数学以外にもすばらしい能力を持っているかもしれない。けれども日本全体で見たとき、優秀な人を優秀な分野で活かせないのはもったいないのでは無いだろうか。報告書では職業の空きが無いこともその一因としているが、諸外国と比べて数学研究者の少ない日本なのであれば、国策としてでもそのポストを増やしていいと思う。その人たちが活躍できる仕事を作ることが前提であるが。


　また、気になる結果その２である。回答者の半数近くから６割以上の人が理数系の仕事の方が文系の仕事に比べ「収入が少ない」「昇進が遅い」「忙しい」「イメージが暗い」という印象を持っているという。本当か嘘かは分からないが、理数系の仕事のイメージとしては多くの人が持っているものと同様なのではなかろうか。下記に調査書のまとめから引用するが、当たり前のことを言うだけではなく、何をどう変えていくべきなのか、本気で考えていくことが本当に必要だと思う。この理系の地位を向上させる会もその一助になりたい。


<blockquote>　コンテスト・セミナー参加者のあいだには、理数系研究者や理数系職業に対してネガティブなイメージを抱いている人が多い。そうしたイメージを高めるためには、そうした研究の面白さや意義をもっとアピールすると共に、理数系出身者が自分たちの専門や職業をもっとプラスに評価する必要がある。また、理数系に進学し、専門知識を身につけた優秀な人材を活用する受け皿を、社会の様々な分野に広げる必要もある。</blockquote>]]></description>
         <link>http://www.rikei.info/main/archive/000055.php</link>
         <guid>http://www.rikei.info/main/archive/000055.php</guid>
         <category>015topix</category>
         <pubDate>Sun, 05 Nov 2006 15:38:18 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>【理系】（追伸）いよいよ生命倫理について議論すべきとき</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://www.rikei.info/main/archive/000049.php">いよいよ生命倫理について議論すべきとき</a>の続報。記事中、


<blockquote>今まではES細胞作成に使った胚は廃棄していたが、この実験により再利用（体内に戻す）ことが可能なことが実証。これに対してブッシュ大統領は歓迎する意向を示しているといわれている。アメリカでのヒトクローン胚研究が一気に動き出す可能性が高まってきた。</blockquote>


と触れたが、ブッシュ大統領のこの成果に対する評価が間違っている可能性があるので、双方のソースを引用する


<ul><li><a href="http://megalodon.jp/?url=http://www.usfl.com/Daily/News/06/09/0901_020.asp%3fid%3d50301&date=20060903214316" target="_blank">usfl.com：バイオテク企業、幹細胞で新技法開発</a>→「米ホワイトハウスのペリノ大統領副報道官は24日、・・・「ブッシュ大統領は勇気づけられている」と述べ、歓迎する考えを示した。」</li><li><a href="http://megalodon.jp/?url=http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060825AT2M2500W25082006.html&date=20060903214507" target="_blank">nikkei.net：ＥＳ細胞の新研究、米大統領が歓迎</a>→「タイム誌によると、ブッシュ政権は、『このテクニックは、懸念を解決するものではない。現在ヒト胚から採取されているような細胞を、胚を使わずに採取できるようになるのが望ましいと考えている』との声明を発表した。」</li></ul>


　この記事を書いている時点で正確なことはわからない。]]></description>
         <link>http://www.rikei.info/main/archive/000053.php</link>
         <guid>http://www.rikei.info/main/archive/000053.php</guid>
         <category>015topix</category>
         <pubDate>Thu, 07 Sep 2006 21:48:39 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>【理系】技術者／教員OBが理科を小学校で教える</title>
         <description><![CDATA[　少し古い資料なのだが、文部科学省の科学技術政策研究所が２００３年に発表した資料「国際級研究人材の養成・確保のための環境と方策」(調査資料-102、平成 15 年 12 月)」によると、国際的に活躍する日本人科学研究者のうち半分強の人が「両親、親戚、教師等周囲の大人達の日頃の話や生き方等から好奇心に訴えるような知的な刺激を受けた」（→<a href="http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/mat102j/mat102j2.html#2210" target="_blank">ソース</a>）と言っている。


　別に僕は国際的に活躍する人間でも科学者でもないが、なぜかよく覚えている実験がある。飽和食塩水の中に針金を入れて、暗室で長期間放置していると針金に塩の結晶がついてきれいな模様ができるという実験。たしか、小学校低学年だった気がする。なんで、そんなによく覚えているのか分からないけど、何度も何度も同じ実験を家でした覚えがある。思うに、身近な塩と水と針金できれいな結晶ができたからだけではなく、さまざまな条件によってできる結晶の形や大きさが変わることを教えてくれたからだと思う。


　「<a href="http://megalodon.jp/?url=http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20060818/20060818_010.shtml&date=20060828023127" target="_blank">Nishinippon Web：理科離れ対策で支援員　小学校１万校に、文科省</a>」からの記事、<blockquote>　文部科学省は１８日、深刻化する小学生の理科離れ対策として、地域に住む民間企業の技術者ＯＢや退職教員らを理科の授業の「支援員」として配置し、実験の準備やものづくりの経験を伝えてもらう事業を始める方針を決めた。</blockquote>


　技術者OB、小学生双方にとってすごくよいと思う。以前、<a href="http://www.rikei.info/main/archive/000041.php">理系.info：教育の機会と先生の質</a>では、最終的に先生の質を上げる必要があると指摘したが、こういったプロの力を借りることも子供たちに科学の面白さを伝える大きな力になると思う。引き続き状況はウオッチしていきたい。]]></description>
         <link>http://www.rikei.info/main/archive/000054.php</link>
         <guid>http://www.rikei.info/main/archive/000054.php</guid>
         <category>041schoolchild</category>
         <pubDate>Sun, 03 Sep 2006 22:48:13 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>【理系】いよいよ生命倫理について議論すべきとき</title>
         <description><![CDATA[　先月、アメリカブッシュ大統領が法案の発行に対して初めての拒否権を発動したのをご存知だろうか。その法案とは「ヒトの胚性幹細胞（ES細胞）研究への連邦助成を拡大する法案」だ。理由は、ES細胞を作る過程で体外受精などで余った胚や中絶された胚が壊される（≒ヒトの基を壊す）ためで、「科学研究のために命を奪うという道を、選ばないだけのこと」だという。日本ではなぜこんな大事な事が大きく報道されないのだろう。早稲田大学の科学技術ジャーナリスト養成プログラム<a href="http://www.waseda-majesty.jp/" target="_blank">MAJESTy</a>には是非がんばってもらいたいものだ。（実は初回シンポジウムに参加してるのですが、紹介遅れてます。今度します。）


　話が横道にそれた。実は今月に入ってこれに関連していくつ新たな動きがあった。記事を三つ列挙する。
<ul><li><a href="http://megalodon.jp/?url=http://www.cnn.co.jp/science/CNN200608270004.html&date=20060828010752" target="_blank">CNN.co.jp：胚を傷つけずにES細胞作製　米企業が報告</a>・・・今まではES細胞作成に使った胚は廃棄していたが、この実験により再利用（体内に戻す）ことが可能なことが実証。これに対してブッシュ大統領は歓迎する意向を示しているといわれている。アメリカでのヒトクローン胚研究が一気に動き出す可能性が高まってきた。<em>（→違う見方の<a href="http://www.rikei.info/main/archive/000053.php">ソース</a>発見、2006.09.07追記）</em></li>
<li><a href="http://megalodon.jp/?url=http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20060811ik02.htm&date=20060828010526" target="_blank">YOMIURI ONLINE：皮膚から「ES細胞」　京大チーム、マウスで成功</a>・・・京大チームがマウスの皮膚からマウスのES細胞（厳密にはES細胞に似て身体の多様な細胞に分化することのできるｉＰＳ細胞）を作ることに成功。胚を使わないところに大きな意義。</li>
<li><a href="http://megalodon.jp/?url=http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060826i212.htm%3ffrom%3dmain2&date=20060828010909" target="_blank">YOMIURI ONLINE：京大、ヒトクローン胚研究「当面着手せず」と表明</a>・・・今年６月に文部科学省がまとめた指針案で国内で唯一ヒトクローン胚の作製・使用を認められている研究機関である京大が当面の同研究を着手しないと表明</li></ul>


　個人的にはヒトクローンの研究に対しては大筋賛成である。しかし、今この日本においてこの議論が十分なされているとは思わない。欧米と違い、日本では生命生い立ちと宗教が結びついていないので仕方の無い一面もあるが、それにしても少なすぎると思う。


　まだまだ技術的にはハードルは多いと思うが、２番目の方法でヒトのES細胞を作ることが出来たとき、それは皮膚の細胞からその人の臓器を培養できることを意味する。はたしてそれが許されるのか、あるいは複数作ったものを選別したとき、選ばれず捨てられるものは生命ではないのか。そして、経済力の差で寿命が決定付けられることになる。それはどこまで許容できるのか。ヒト胚を壊すという倫理的な問題が解決できそうとはいえ、技術的なハードル以外にも議論しなければならないことは山ほどある。


　そして、議論が進まないということは、この分野での日本の研究速度を遅くすることになるし、何よりも、ES細胞由来の治療法でしか治らない病気を抱えている人の多くはこの研究の進展を望んでいる。韓国の黄教授の事件（→<a href="http://www.rikei.info/main/archive/000024.php">理系.info: 科学者の倫理感</a>）もありアジアではこの分野の研究は日本が一番進んでいる。キリスト教的な解釈ではなく、アジア的な発想でのこの問題に対する回答を世界に対して示す義務を負っているのではないか。


　全国民のこの問題に対する<b>理解・議論</b>を強く望むし、それに対するジャーナリズムの役割は大きいと思う。


【リンク】<ul><li><a href="http://www.frontier.kyoto-u.ac.jp/" target="blank">京都大学再生医科学研究所</a>・・・マウスの皮膚から万能細胞を作ったチームが所属する研究所</li></ul>]]></description>
         <link>http://www.rikei.info/main/archive/000049.php</link>
         <guid>http://www.rikei.info/main/archive/000049.php</guid>
         <category>015topix</category>
         <pubDate>Tue, 29 Aug 2006 00:02:09 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>【理系】冥王星は惑星でなくて矮惑星に</title>
         <description><![CDATA[　久しぶりに一般で天文界のことが話題になった。ご存知のとおり、先日行われた国際天文学連合（ＩＡＵ）の総会で惑星の定義を決定し、その結果冥王星が惑星でなくなったというニュースだ。


<blockquote>採択された惑星の定義は、
＜１＞太陽を周回し
＜２＞自分の重力で固まって球状をしている
＜３＞その天体が軌道周辺で圧倒的に大きい
とする内容。この条件では、より大きい海王星と軌道が重なっている冥王星は、＜３＞の条件を満たせず惑星から外れた。
（<a href="http://megalodon.jp/?url=http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060824it15.htm&date=20060825010023" target="_blank">YOMIURI ONLINE：冥王星は格下げ・惑星は８個より</a>）</blockquote>


　この問題に対して教科書や教育の現場では混乱が起きているというのだが、今まで間違っていた（考え方が違った）ことを素直に教えて、今正しい（とされている）ことを早く教えてあげるべきだと思う。科学は万能ではないし、永遠に真実を突き止めることは出来ないのだから。


　たとえば、今回の騒動で惑星になり損ねたセレスも実は昔はボーデの法則（後に法則は否定される）にも一致することから惑星と思われていた。ボーデの法則とは「太陽から惑星までの距離は（0.4+0.3×2^N）×（天文単位＝地球-太陽間の距離）で表せる（N=-∞, 0, 1, 2, ...）」という法則で、当時N=3に当てはまる惑星が発見されず、世界中の天文学者がN=3の天体を探したという。


同じように、今までの世界がひっくり返った例は多くある。たとえば、ニュートンが作り上げた万有引力の世界がアインシュタインの相対性理論に覆され、さらに今はその相対性理論さえも正しくは無いとされている。今まで、観測技術の発展や新しい考え方の導入が今までの世界観を一変させてきた。実は、惑星の定義が変わることなどたいしたことではないのかもしれない。


　惑星定義委員会のビンツェル委員は「今後、画期的な発見があれば惑星の定義は再び変わるだろう。その日は遠くないと思う」と会見で述べたそうだ。まさに、そのとおりだと思う。


　本屋で平積みされていることが多かったのでタイトルだけはご存知の方も多いかもしれないが「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?link_code=as2&path=ASIN/4334033415&tag=milliontime04-22&camp=247&creative=1211" target="_blank">99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=milliontime04-22&l=as2&o=9&a=4334033415" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />（竹内薫著・光文社）」の中ではこの問題に触れていた。簡単に言うと、冥王星が惑星であるということは仮説のひとつにすぎないから、これがいつ変わってもおかしくないという話だ。


　ついでに、その本に載っていた仮説で面白かったものをひとつ紹介しようと思う。それは、知的設計説という説。宇宙のどこかに知的設計者がいて、その知的設計者がDNAを設計し、生物を作り出したという、まあ普通に考えたらおおよそ信じがたい説ですが、もし、近い将来科学者がフラスコの中で新たな宇宙を作り出すことができれば、その科学者はまさしく知的設計者になるはず。この話、なかなか衝撃的でした。その昔「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?link_code=as2&path=ASIN/4062087375&tag=milliontime04-22&camp=247&creative=1211" target="_blank">ミーム―心を操るウイルス</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=milliontime04-22&l=as2&o=9&a=4062087375" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />（リチャード ブロディ 著）」という利己的な遺伝子の本を読んだときのような衝撃（パラダイムシフト）を受けました。]]></description>
         <link>http://www.rikei.info/main/archive/000048.php</link>
         <guid>http://www.rikei.info/main/archive/000048.php</guid>
         <category>015topix</category>
         <pubDate>Sun, 27 Aug 2006 17:07:37 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>【理系】受粉</title>
         <description><![CDATA[<img alt="060807.jpg" src="http://www.rikei.info/images/060807.jpg" width="240" height="320"  vspace="5" hspace="5" align="left"/>そういえば、小学校のとき、おしべとめしべの話を習ったな。朝寝る前にベランダを見たら蜂が花にもぐりこんでました。

ふっと一息。<br clear="all">]]></description>
         <link>http://www.rikei.info/main/archive/000047.php</link>
         <guid>http://www.rikei.info/main/archive/000047.php</guid>
         <category>015topix</category>
         <pubDate>Wed, 09 Aug 2006 06:30:59 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>【理系】戦争と科学</title>
         <description><![CDATA[　今日、８月６日は人類史上初めて原子爆弾がヒロシマに落とされた日です。６１年前の今日８時１５分、アメリカの爆撃機「エノラゲイ号」から投下されたウラン型原子爆弾により、広島市の中心部から半径２キロの建物と人々は一瞬にして消えてしまったのです。そして、その後も多くの人たちがその後遺症に苦しんでいます。


　２０世紀は科学発展と戦争の世紀だったと言われます。そして、その両者にはやはり大きな関係があります。そして、戦争の悪と同じレベルで、戦争の規模を大きくした科学の発展を悪と論じられることがあります。本当に科学の発展は悪なのでしょうか。科学は戦争と共にしか発展できないのでしょうか。しかし、戦後の日本をみれば分かるように、軍事目的でなくとも科学は発展してわれわれの生活をより良くしています。


　原子力の技術も当初はその目的を軍事目的に限っていませんでした。キュリー夫人が放射線の研究をしていたとき、この研究によって何十万人もの命を奪う兵器が生まれるなどとは想像していなかったでしょう。ノーベルもダイナマイトが大量破壊兵器として使われたことに胸を痛め、ノーベル平和賞を作ったといいます。当たり前ですが、科学技術は使う人が間違った使い方をすると恐ろしい結果を招くということです。


　人間は日々よい生活になることを欲しています。そうである以上、科学技術の発展が止まるということはありえないでしょう。実際、原子力だってレントゲンや電力供給という点で私たちの生活に恩恵をもたらしています。カーナビや携帯電話は軍事技術が技術のベースとなっていますが、私たちの生活をよりよいものにしています。


　世界がフラット化する中で技術の拡散はやむを得ないでしょう。その前提のもとで、科学者は科学者としての倫理を持ち、科学技術を使うものはその技術の有効性と恐ろしさを知る必要があるのではないでしょうか。そのことを真に理解すれば、戦争の加害者・被害者という立場を超えて世界に対して、技術の平和利用のあり方を唯一の被爆国として訴えていくことができるのではないでしょうか。


　改めて原爆の犠牲となった方に哀悼の意をささげます。


　<b><font size="+1">No More HIROSHIMA! No More NAGASAKI!</font></b>]]></description>
         <link>http://www.rikei.info/main/archive/000046.php</link>
         <guid>http://www.rikei.info/main/archive/000046.php</guid>
         <category>015topix</category>
         <pubDate>Mon, 07 Aug 2006 04:18:01 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>【理系】バイオベンチャー</title>
         <description><![CDATA[　バイオベンチャーという言葉はいつごろからメジャーになったのだろうか？ＩＴという言葉がメジャーになったころと重なる気がする。約１０年経った今、ＩＴベンチャーの成功例は多くあげることはできるが、バイオベンチャーの成功例を挙げろといわれても困ってしまうのが普通なのではないだろうか。


　バイオとＩＴを比較したときその一番大きな差は研究開発費と開発期間の差ではなかろうか。ＩＴで会社を興す場合は、極端な話、自宅にサーバー兼ＰＣを１台置けば始められ、実稼動に入るまでが短い。しかしバイオベンチャーはそうはいかない。大抵は高額な機器を入れなければいけないし、開発したものが製品化され（あるいは技術を販売し）お金になるまでに時間がかかる。そして、商品化に至る確率が極めて低い。そしてそれが故に、バイオベンチャーは育ちにくいとされていた。


　それでも（皮肉だが）ＩＴ化の進展により社会そのものがフラット化し、技術を比較的早く換金できる仕組みが整ってきたと思う。思いつきだが、それならばバイオベンチャー企業専門の株式マーケットがあってもいいような気がする。仮説だが、彼らがリスクを早いうちから分散することを考えているのであれば、資産査定など相当難しい面もあるとは思うが、バイオベンチャーをさらに一般的なものにする一つの手段ではないかと思う。


　そんな中、面白そうなバイオベンチャー２社の記事を見つけた。
<ul><li><a href="http://megalodon.jp/?url=http://www.kobe-np.co.jp/rensai/migake/105.html&date=20060723154632" target="_blank">「強み」を磨け　光る企業（神戸新聞Web News）</a></li><li><a href="http://megalodon.jp/?url=http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20060719/lcl_____gif_____000.shtml&date=20060723154919" target="_blank">≪ぎふの元気印≫マイクロアルジェコーポレーション（中日新聞ＷＥＢ判）</a></li></ul>


　２社ともニッチな分野ではあるものの、得意分野を定め、大手と対等に張り合い、そして、今まで社会になかった新しい価値を提供しようとしている。そして、ワクワクする。中日新聞の方のアルジェコーポレーションの記事で取り上げられている宇宙農業なんて、中学生のころ、砂漠農業の研究者になりたいと思っていた僕にとっては信じられないくらい嬉しいことです。


　ニーズとシーズをつなぎ合わせる仕組み、開発のリスクをなるべく分散できる仕組み、そんなものがあればバイオベンチャーが世の中に提供できる価値が大きくなるのではないだろうか。そんなことを考えさせられた記事だった。


【リンク】<ul><li><a href="http://www.carnabio.com/japanese/" target="blank">カルナバイオサイエンス株式会社</a>・・・創薬支援ベンチャー。ガンなどの薬を研究する際に必要となるキナーゼというたんぱく質を創っている（神戸市）</li><li><a href="http://www.mac-bio.co.jp/" target="blank">マイクロアルジェコーポレーション株式会社</a>・・・地球で最初に誕生した生命といわれるマイクロアルジェを応用した製品開発。美容・健康食品〜宇宙農業開発まで幅広い（岐阜市）</li></ul>]]></description>
         <link>http://www.rikei.info/main/archive/000045.php</link>
         <guid>http://www.rikei.info/main/archive/000045.php</guid>
         <category>077bioventure</category>
         <pubDate>Sun, 23 Jul 2006 15:58:31 +0900</pubDate>
      </item>
      
   </channel>
</rss>
